3 降圧薬を服用中の高齢患者から「時々、薬を飲み忘れます」と申告があった。この患者の服薬アドヒアランスの把握と指導のために最も有用なのはどれか。(A) 降圧薬の血中濃度を測定する。(B) 認知機能評価
4 血液生化学検査について正しいのはどれか。(A) 食後の採血では血清 K 値は上昇している。(B) 血清 Na 値と血清 Cl 値の差は 48 前後が正常である。(C) 高 Na 血症を認めた場合、
6 医療面接におけるシステムレビューreview of systems*はどれか。(A) 病歴聴取と身体診察とを並行して行う。(B) 問診票の記載に基づいて経過を確認する。(C) 時系列に沿って患者に
8 閉眼しているが名前を呼ぶと容易に開眼し、眼球は左方に偏位し、発語は一切無く、左上下肢には合目的な運動があり、左手は離握手に応じるが右半身は完全麻痺であった。この患者の Japan Coma Sca
9 嚥下機能検査にて経口摂取が可能であると判断された誤嚥性肺炎の既往を持つ高齢者への対応として適切でないのはどれか。(A) 食後の座位保持(B) 流動食の推奨(C) 摂食嚥下訓練(D) 栄養評価(E)
10 ある疾患に罹患している検査前確率が 0.1 % と推測される患者に、感度 90 %、特異度 80 % の検査を行う。検査後確率を計算するための庵表を示す。 検査が陽性だった場合の検査後確率で正し
12 生存権及び国民生活の社会的進歩向上に努める国の義務に関する日本国憲法第25 条に規定されているのはどれか。(A) 「すべて国民は、個人として尊重される」(B) 「何人も、いかなる奴隷的拘束も受け
16 76 歳の男性。背部痛と右上下肢の脱力とを主訴に来院した。今朝、午前時ころ突然の背部から左頸部へ移動する痛みを自覚した。その後、徐々に痛が緩和してきたため、消炎鎮痛薬の貼付剤で様子をみていた。1
17 38 歳の男性。全身の筋肉痛と0怠感とを主訴に来院した。生来健康だったが、半年ほど前に脂質異常症であることが判明し、自宅近くの診療所で内服治療を行っていた。か月前から治験に参加し、治験担当医でも
18 92 歳の男性。要介護。腰椎圧迫骨折で年前からベッド上での生活が主となり家族の要請で訪問診療を開始した。過去年間に誤嚥性肺炎で度入院した。最近か月は食事の摂取が困難で著しい衰弱状態となっていた。
19 50 歳の女性。頭痛を主訴に来院した。日前の夕食中に突然の頭痛を自覚した。翌日も頭痛は続き、37.8 ℃の発熱もあったため、自宅近くの診療所を受診した。鎮痛薬を処方され内服したが、頭痛が改善しな
20 28 歳の女性。突然の腹痛を自覚したため受診できる医療機関をインターネットで探したところ、都道府県のウェブサイトで内科の診療所や病院を検索できるようになっていた。この情報提供システムは、法律に基
21 72 歳の男性。散歩中に転倒し、左腰部の痛と歩行不能のため救急車で搬入された。精査の結果、左大û骨頸部骨折が認められ、人工股関節置換術を行うことになった。入院時の患者に対する説明は表を用いて行っ
22 28 歳の初妊婦。妊娠 33 週日。妊婦健康診査のため来院した。自宅近くの医療機関で妊婦健康診査を受けていたが急に転居となり、今後の妊娠・分娩管理を希望して受診した。診療情報提供書は持っていない
23 52 歳の女性。脳梗塞による意識障害で ICU に入院中である。担当医が静脈路から薬剤を注入しようとしたが、その前に誤った薬剤が準備されていることに気付いた。すぐに正しい薬剤に取りかえて予定され