問題詳情

▲ 閱讀下文,回答第 43 - 44題         マンガの絵、とくに、人物描写は線によるデフォルメされた表現だ。マンガの絵の特徴は、人物の動きとか感情状態など、目にはみえず普通の絵にはえがかれることのないものが効果線や種々のマンガ特有の記号で表現されてしまうことである。それぞれの形とつかわれかたを、基本的な意味のカタログとして提示した研究書もある。カタログにふくまれているのは、水滴、泡、蹴りだし、吹きだし、光芒、血管、バツ、タンコブ、ツギ、焦煙、光輪、それに、一般的記号を転用したものとして、文字記号、ハート、音楽記号、矢印、背景で効果につかわれる線として、平行線、垂直線、斜線、曲線、集中線、ギザギザ、ジグザグ、波線、残像線、同心円、螺旋、カケアミ、ナワ、点描、花、などである。一方、マンガの人物や出来事の描写の周辺には、日常でつかわれないような擬音語、擬態語などが豊富にちりばめられている。これらを消去してしまうと、マンガの世界はしんとした動きと表情にとぼしいものになってしまうだろう。(改編自『マンガ表現の時空』雨宮俊彦ほか)
【題組】43. 本文によると、マンガにおける絵の特徴として正しいものはどれですか。
(A) カタログにない表現はしないことになっている。
(B) 実際にこの世に存在するものに限ってえがかれる。
(C) 人間の動作や感情が文章で詳しく説明されている。
(D) 普通の絵には見られない効果線や特有の記号がある。

參考答案

答案:D
難度:計算中-1
書單:沒有書單,新增