問題詳情

故宮博物院は、北洋軍閥の一人である馮玉祥が溥儀を紫禁城宮殿から退去させ、宮殿内で清朝が持っていた美術品などを一般公開したのが始まりである。1925 年当時の所蔵品点検レポートによると所蔵品総数は 117 万件を超えており、博物院は古物館、図書館、文献館を設けて各種文物の整理をする一方で、宮殿内に展示室を開設して多様な陳列を行なっていた。その後、日中戦争が勃発し、1937 年に蒋介石の国民政府は博物院の所蔵品を戦火や日本軍から守るべく重要文物を南方へ疎開させ、1 万 3,427 箱と 64包に及ぶ所蔵品が上海経由で南京市に運ばれた。第二次世界大戦後、国共内戦が激化するにつれて中華民国政府の形勢が不利になったため、1948 年の秋に中華民国政府は故宮博物院から 2,972 箱に及ぶ所蔵品を精選して台北へと運んだ。これによって誕生したのが台北市の國立故宮博物院である。
【題組】36 故宮博物院にある所蔵品を最初に展示したのは_________ である。
(A)馮玉祥
(B)溥儀
(C)蒋介石
(D)国民政府

參考答案

答案:A
難度:適中0.666667
統計:A(2),B(1),C(0),D(0),E(0)