問題詳情

▲ 閱讀下文,回答第 33−35 題 文部科学省の「体力・運動能力調査」によると、日本の子どもの体力は 1985 年をピーク( 注 1 ) に十数年ものあいだ低下し続けているそうだ。下の資料 A は 1985 年から 2010 年までの 15年間に、小学生の男女が 50mを何秒で走れるかをみた「50m走」の記録である。左は女子の記録で、1998 年ごろからは現状を維持する「横ばい」という状況だ。右は男子で、多少は「向上」してきているが、それでも親の世代が小学生のときの記録より遅い。現代の生活環境においては、子どもが体を動かす時間が減ったと言われている。学校の内外で子どもに体を動かす楽しさを感じさせ、運動の機会を定期的に提供するなどの努力が必要だ。子どもを競争させたり、試合に出すのは反対だという人もいるかもしれない。しかし、スポーツは試合や競争が目的の「競技スポーツ」だけではない。ジョギングやダンスのように競技性のない身体運動は、リフレッシュ(注 2)や健康のためにするスポーツとして、「健康スポーツ」とも呼ばれている。現代は科学技術が発達し、便利な一方でストレスを感じる人も多いだろう。子どもだけでなく、大人ももっと積極的にスポーツをしたらどうだろうか。そして、① それを見ている子どももいっしょに体を動かすようになれば、お互いにもっと健康的になれるような気がする。注 1「ピーク」peak … 山の頂上、頂点、いちばん高くなった状態注 2「リフレッシュ」refresh … 気分を換える、いやな気分などを吹き飛ばす資料 A:【小学生男女 50m 走の記録】 S61 は 1985 年、H10 は 1998 年、H22 は 2010 年。文部科学省「子どもの体力向上のための取組ハンドブック」より。


【題組】33. 「50m 走」の記録について、正しい説明はどれですか。
(A) 1985 年からあまり変わっていない。
(B) 1998 年には 1985 年と同じ速さになった。
(C) 2010 年より 1985 年の小学生のほうが走るのが遅い。
(D) 1985 年ごろの小学生がいちばん速く走れた。

參考答案

答案:D
難度:適中0.666667
統計:A(2),B(2),C(2),D(12),E(0)