問題詳情

(4)飲料大手の商品開発担当者が「当たり前の名前では消費者の(注1)琴線(きんせん)に触れず、踏み込みすぎると『ふざけている』と思われる。そのバランスを図り、試行錯誤を続けるしかない」と語っていましたが、本音でしょう。でも(注2)場当たり的なネーミングでは過激な競争に勝ち抜けません。音に対する感性を磨き、音の表情に敏感になり、(注3)何はさておき自社製品を愛し、育てる意欲を持つことがネーミングの前提条件です。(木通隆行『ネーミングの極意-日本語の魅力は音がつくる』による)(注1)琴線(きんせん)に触れず:心を動かさず(注2)場当たり的なネーミング:十分考えず思いつきで名前を付(つ)けること(注3)何はさておき:まず第一に
【題組】49 競争に勝つような商品名にするには、まず何が必要だと述べているか。
(A) 音の持つ表情に敏感になり、音と味とのバランスに気を配る
(B) 自社のイメージを大切に思い、消費者の音の好みを考慮する
(C) 音と味への感性を磨き、その商品が持つイメージを考慮する
(D) 開発した商品への思いを大切にし、音の持つ響きに気を配る

參考答案

答案:D
難度:適中0.42735
統計:A(11),B(28),C(26),D(50),E(0)