問題詳情

68 12 歳の男児。脱力発作を主訴に母親に連れられて来院した。年前からハーモニカを吹いたときや熱いラーメンを食べたときに右または左手足の脱力が出現し、数分で改善するという発作が出現していた。最近は発作の頻度が増加しており月に回程度みられるという。本日も体育の授業中に右手足の脱力と構音障害とが出現し、数分後に回復したが、心配した母親に連れられて受診した。意識は清明。体温36.2 ℃。脈拍 88/分、整。血圧 118/72 mmHg。呼吸数 18/分。神経学的所見、血液生化学所見、心電図および胸部エックス線写真に異常を認めない。頭部 MRI のT1 強調像別冊No. 21Aと左右の内頸動脈造影正面像別冊No. 21Bとを別に示す。治療方針として適切なのはどれか。
(A)血行再建術
(B) 腫瘍摘出術
(C) 動脈塞栓術
(D) 血栓溶解療法
(E) ステント留置術

參考答案

答案:A
難度:適中0.5
統計:A(0),B(0),C(0),D(0),E(0)