問題詳情

21 実用新案法は、考案の早期権利保護を図る観点から、実体審査を行わずに実用新案権の設定の登録をすることとしているが、設定登録を権利付与の要件とする方式主義を採用しているため、実用新案登録出願は、設定登録を受けるに足る一定の要件を満たす必要がある。この基礎的要件が課されていることにより、実用新案法の保護対象でない考案について実用新案権が設定されたり、実質的に出願書類の体をなしていない出願がそのまま登録されたりすること等の不都合を防止することができる。基礎的要件に違反するもの、以下の叙述のうち、誤っているものはどれか。
(A)明細書、実用新案登録請求の範囲又は図面に必要な事項が記載されていないとき
(B)考案が物品の形状、構造又は組合せに係るものでないとき
(C)考案が公の秩序、善良の風俗又は公衆の衛生を害するおそれがあるとき
(D)二つ以上の考案について一つの願書で実用新案登録出願をすることができないとき

參考答案

答案:A
難度:適中0.5
統計:A(1),B(1),C(0),D(0),E(0)