35 法医解剖開始時に撮影した背部の写真(別冊No. 5)を別に示す。紫赤色を呈する部分について正しいのはどれか。2つ選べ。(A)死の確徴である。(B) 皮下出血である。(C)急死の場合には発現が弱い
37 起始部が頭側―尾側の順に位置している組合せはどれか。2つ選べ。(A)下腸間膜動脈 腎動脈(B) 下腸間膜動脈 精巣動脈(C)下副腎動脈 下腸間膜動脈(D) 内腸骨動脈 精巣動脈(E)腹腔動脈 上
40 53 歳の男性。人間ドックで血糖値と尿検査の異常とを指摘されたため来院した。これまで健康診断を受けておらず、2か月前に初めて受けた人間ドックで異常を指摘されて受診した。喫煙歴と飲酒歴はない。家族
41 38 歳の女性。子宮頸部の細胞診で異常を指摘されたため来院した。初経 12 歳。月経周期 28 日、整。内診で子宮は前傾前屈で正常大である。両側付属器は触知しない。腟鏡診で分泌物は褐色少量である
42 58 歳の男性。右中咽頭癌で放射線化学療法のため入院中である。終了予定線量66 GyGy/日で放射線治療を開始したが、40 Gy 照射した時点で口腔内の痛みのため食事の摂取が困難になった。便通は
43 6歳の女児。Hirschsprung 病の定期受診のため来院した。1歳時に回腸肛門吻合術を受けた。現在、在宅で中心静脈栄養、経腸栄養剤および普通食で栄養支援をしている。中心静脈栄養は 1,000
45 か月の乳児。健康診査のため母親に連れられて来院した。母乳栄養で日 10回哺乳し、便は黄色泥状で 4、5日に回出る。固視するが追視はせず、大きな音がすると、万歳をするように両手を上前方に突き出した
47 28 歳の初産婦。産褥日で入院中である。妊娠 39 週日に陣痛発来したが、分娩停止のため緊急帝王切開が行われた。この患者の身体所見で直ちに精密検査が必要なのはどれか。(A)乳房腫脹(B) 子宮の
48 22 歳の男性。行動の異常を心配した家族に連れられて来院した。自室に閉じこもり、つじつまの合わない言動がみられるという。幻聴、被害妄想および精神運動性障害を認めた。器質的な要因が認められず、統合
49 77 歳の女性。肺癌を原発とする第頸椎の転移性骨腫瘍への放射線治療のため入院した。歩行時のふらつきを感じており、トイレでの排泄ができなくなることを心配している。意識は清明。両上肢筋力は正常、両膝
50 42 歳の男性。頸部のリンパ節腫大を主訴に来院した。数年前から風邪をひきやすいと感じていた。年前から両側の頸部にリンパ節腫大を自覚していた。自宅近くの医療機関を受診したところ、右頸部リンパ節の生
52 88 歳の女性。発熱、咳、痰および呼吸困難を主訴に来院し、胸部エックス線写真と胸部 CT とで特発性間質性肺炎の急性増悪と気道感染症の合併が疑われて入院した。症状は抗菌薬と副腎皮質ステロイドとの
53 日齢5の新生児。在胎 39 週、出生体重 2,840 g で帝王切開で出生した。Apgarスコアは点分、点分。本日、心雑音を認めたため、心エコー検査を行ったところ大動脈遠位弓部狭窄、心室中隔欠損
54 15 歳の女子。不登校を主訴に母親とともに来院した。小学校高学年の頃から男みたいだと友達からからかわれるようになった。中学校入学後も、このような状態は続き、不登校がちになった。受診時、質問には的