問題詳情

41 78 歳の男性。黒色便を主訴に来院した。数日前から心窩部不快感を自覚していた。本日、突然の心窩部痛があり、黒色便に気付いたため受診した。年前から腰痛のため、自宅近くの診療所で治療を受けている。意識は清明。身長 168 cm、体重 62 kg。体温 36.8 ℃。脈拍 92/分、整。血圧 130/86 mmHg。呼吸数 16/分。SpO298 %room air。眼瞼結膜は貧血様である。腹部は平坦、軟で、心窩部に軽度の圧痛を認める。腸雑音は亢進している。直腸指診を行うと黒色便が付着した。緊急に施行した上部消化管内視鏡検査の写真別冊No. 15A、Bを別に示す。この患者から聴取された病歴で最も重視すべきなのはどれか。
(A) 胃がん検診の受診歴
(B) 下部消化管の検査歴
(C) 癌の家族歴
(D) 非ステロイド性抗炎症薬=NSAIDs>の内服歴
(E) Helicobacter pylori 除菌歴別 冊No. 15 A、B

參考答案

答案:D
難度:非常簡單1
統計:A(0),B(0),C(0),D(1),E(0)