問題詳情

35 83 歳の女性。両上腕の痛みと発熱とを主訴に来院した。週前から両上腕と両肩とに痛とこわばりとが出現した。週前からは 37 ℃台の発熱を伴うようになった。日前から大腿にも痛がひろがり昼過ぎまで布団から起き上がれなくなったという。体重が週間でkg 減少した。体温 37.5 ℃。脈拍 80/分、整。血圧138/72 mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。痛のため腕を挙上できない。両側の上腕に圧痛を認める。関節に発赤と腫脹とを認めない。筋力は痛とこわばりのため正確に評価できない。赤沈 78 mm/時間。血液所見:赤血球 328 万、Hb 9.9g/dl、Ht 30 %、白血球 6,300、血小板 39 万。血液生化学所見:総蛋白 6.0 g/dl、尿素窒素 12 mg/dl、クレアチニン 0.6 mg/dl、AST 24 IU/l、ALT 22 IU/l、LD 220IU/l基準 176〜353、CK 31 IU/l基準 30〜140、Na 138 mEq/l、K 4.4 mEq/l、Cl 102 mEq/l。診断として最も考えられるのはどれか。
(A) 偽痛風
(B) 多発性筋炎
(C) 関節リウマチ
(D) 大動脈炎症候群
(E) リウマチ性多発筋痛症

參考答案

答案:E
難度:非常簡單1
統計:A(0),B(0),C(0),D(0),E(1)